ふと思いついたので更新。
TDA2030の出力端子には念の為に保護用のダイオードを
付けているのだが、BTLの回路図のダイオード4個を見て
「これってブリッジダイオードでいけるのでは?」と思い
ついた。
つまり、こんな感じ。
手元にダイオードが大量にあるので、ブリッジダイオードを
買って試すかどうか考えてしまうな。
ふと思いついたので更新。
TDA2030の出力端子には念の為に保護用のダイオードを
付けているのだが、BTLの回路図のダイオード4個を見て
「これってブリッジダイオードでいけるのでは?」と思い
ついた。
つまり、こんな感じ。
手元にダイオードが大量にあるので、ブリッジダイオードを
買って試すかどうか考えてしまうな。
とりあえず、BTLアンプで模型の車両が動くかどうか確認しよう
と考えた。
BTLアンプだけ抜き出して、ボリュームを付ければ確認できる
だろう。回路はこんな感じだろう。
反転回路は無いが、ボリュームの中央で車両が停止し左右に
回せば前後方向に移動するだろう。(ボリュームはBカーブ)
動作確認なのでわざわざ基板を焼くのも勿体ない気もするし、
切削も面倒だし悩む所である。
CNCも使わないと勿体ないし、とりあえずKiCADで切削データを
作ってみた。1か所だけジャンパーを飛ばさないとダメ。
部品を買わないとダメだし、寒いので作っても春の様な気がする。
昔から鉄道模型用のトランジスタコントローラー(トラコン)があるが、
製作しようとすると嫌な問題点がある。
トランジスタの増幅率(hFE)で動作するので、トランジスタの増幅率の
ばらつきにより幅が発生する。
チャージするコンデンサの容量が小さくする場合、ダーリントン結合で
2~3段になりばらつきが出やすい。コンデンサの容量を大きくすれば
加速・ブレーキ回路の接点容量や抵抗のW数を大きくする必要がある。
車両を逆行運転される為に出力の後ろに2回路のスイッチが必要だが、
2回路のスイッチは種類が少ない上に大電流なので良い品物が見つから
ない。また、反転スイッチはスイッチ上でクロス配線させるが、これが
素人には作りにくい。
ここ数年ディスクリート部品が手に入りにくくなっており、回路図に
示してあるトランジスタが手に入らなかったり高価な場合がある。
回路図はそこまで難しくないが、増幅率やコンデンサの充放電に依存
し過ぎで思ったように調整できず動かない事がある。
まあ、この様な理由で私も過去にトランジスタコントローラーを作って
みたが上手く作れなかった苦い経験がある。
ここ数年、オーディアアンプを作ってオペアンプの使い方が判って来て、
オペアンプを使えばICコントローラーを作れるのではないかと考えた。
もちろん私はワンチップマイコンのプログラムも作れるのだが、ここは
アナログ回路だけで何とかしようと思う。
何となく考えたのが下記回路だ。
※注意:この回路は動作確認していない。
作りやすさを考慮して部品を選んでいる。
秋月電子でNJM4580が25円、NJM2113が60円、TDA2030Lが60円×2個
なので、オペアンプと言ってもそこまで高くないだろう。
NJM4580で加速・ブレーキを担当する。チャージされたコンデンサの
容量を吸収する為に電流吸収が大きそうなNJM4580を選んだ。
逆行運転用にチャージされた電圧を反転する為にNJM2113を選んだ。
外付け部品が不要な程度で選んだが、コンデンサのチャージが減りすぎる
ならNJM072でやらないとダメかもしれない。出力を1回路スイッチで
選択してパワーアンプに送れば反転回路を作るのも楽だろう。
出力のオペアンプ(パワーアンプ)はTDA2030Lだが、反転運転させるので
BTLアンプにしてみた。ピーク出力3.5Aを信じて選んでみた。
シミュレーションで抵抗とコンデンサの容量を決めたいところだが、
たぶん適当な部品で実際に組んで試してみる気がする。
詳しい人が居れば意見が欲しいところなのだが。
DAC+電圧/電流アンプの製作も今回で終わり。
PCM1704のIV変換を抵抗のみに変更。
音が甘いのでI2SのLRCKとBCKをXC9572XLを通さず
直結に変更。
本命のPCM1704が終わったので、対抗のPCM5102を
既製品の基板から取り外して自作基板に移植。
(LPFも基板上に載るが、別基板に作ったのを利用。)
PCM5102もコンデンサの容量UPの為か、音が良くなった。
とりあえず、夏に作った基板で出来る事はやった。今後、
IV変換とLPFはもう少し検討したい。
基板はまだ作っていないがPCM1794をGETしているので、
次回はこっちも作ってみたいと思う。
来週と思っていたが、時間が取れたので続きを作った。
ジャンクのCDプレイヤーからPCM1704を外して移植した。
その3に書いた半クロックずれている気がする部分も直した。
24bit用に書いたCPLDに交換し、音が鳴る事は確認した。
これでハイレゾ24bit 384kHzがPCM1704で鳴っているはずだ。
来週はIV変換検討だな。
PCM1702は売り飛ばすか・・・
CPLDにVHDLを書き込む環境を構築するのに時間が
掛かってしまった。
とりあえず手持ちの一番安い18bit DACのAD1860Nに
ビットシフトさせるデータを書き込んでみたが動かない。
色々悩んだが、AD1860Nの2ピンがGNDに接続されて
ないだけだった。その1で鳴らなかった原因の1つで、
PD0052+PD00602に変えたらあっさり鳴ってしまった。
(PD0052をまだ追加購入してなくて良かったよ。)
AD1860Nが鳴ったので、PCM1702K基板を作って交換
した。現在の構成は画像の通り。
PCM5102の方が音が良い気がするのが難点だ。
ビットシフト部分はネット上にある回路図を参考にVHDLを
書いたが、BCLKの立ち上がりでビットシフトしているのは
良いのだが、そのまま出力すると半クロックずれる気がする。
BCLKの立ち上がりでビットシフトさせて、立ち下がりで
データを出力させるのが正解の様な気がする。
BCKとLRCKもCPLDを通しているが、回路を良く考えたら
直接接続すれば良いのであった。
CPLDなので、VHDLを変更すれば良いだけだが、現時点で
鳴ってるのでそのまま放置にするか考え中。
あと現在XC9572XLを使っているが、CoolRunner2に変更
する予定。CoolRunnerなら消費電力が少ないのでUSB→I2S
から電源供給しても問題ないだろう。
来週にはジャンクのCDからPCM1704を外してPCM1704基板を
作って、IV変換のオペアンプをTHS4631に交換しよう。
先日より、以前2020夏基板作成で書いた基板を一生懸命作っている。
中身はDAC+いつもの電圧/電流アンプだ。
とりあえずスピーカーが鳴るところまで実験した。
動かなくて色々悩んだが、PD0052の電源接続ミスでICが破損したり、
アンプの電源コネクタが間違って逆になっててICが破損したりしてた。
この品物はDACのチップを交換したり、IV変換を変えてみたりしたい
ので、ブロック毎にピンソケットで交換できる様にした。
PD0052+PD00601で色々実験してからUSB-I2Sを使う予定だったが、
電源接続ミスでPD0052が破損したのでUSB-I2Sから実験をする事に
した。(PD0052を1個買うだけに秋月電子に注文するのもなぁ・・・)
画像はUSB-I2S→短絡→短絡→PCM5102→コンデンサ→アンプだ。
アンプはTHS4631+BUF634の回路をBUF634Aに変更した。まだ完成
していないので、現時点では電圧アンプだけだ。
半田が無くなったので買いに行かなければ・・・
流石にネタ切れと思ってたのだが、違う使い方を思いついた。
LM380とLM386について何となく考えていたんだが・・・
LM380とLM386について考えた事のその後
この2つに書いた通りなのだが、BYPASSはどうも出力の
中間電位を決めて安定させる為にある端子の様だ。
という事は・・・
BYPASSに信号を入れれば増幅無しでそのまま出力される?
シミュレーションしかしていないが、こんな感じの回路になる。
BYPASS端子はバイアス電圧回路の様になっているので、入力は
コンデンサを経由して直接BYPASSに接続。+と-入力は両方共
IC内部の150kでGNDに接続されているので開放で問題無さそうだ。
シミュレーション結果は±2V信号入力に対して±1.9V程度の出力
となった。ちゃんと鳴るかも不明だし、使い道があるかは判らない。
最後に、もう他の回路は電源電圧を変化させて出力から1/2電圧を
取り出すくらいしか思いつきません。
1つ前の内容で記憶を元に帰還を1/21くらいにしたら、
元の回路見たら1/34くらいになっていた。もし作るなら
計算しなおして下さい。
あと、回路の関係で正確に6V出力されないからDC漏れ
するだろう。なんとなくだが、電源の+6V×2の電圧を
微調整すればDC漏れは調整できそうな気がするので、
電源はLM317とかの調整できる電源を使って下さい。
電圧シフトするLM380/384が何とかならないか考えてみたが、
どうもぱっとしない。
とりあえず考えた回路をLTspiceでシミュレーションしたので、
自信は無いが動きそうな回路を書いておく。
①出力を-0.3Vに接続させて、約6Vのアンプ出力を0V中心に
4.7/104.7で振らせてみた。+12V、+6V、-0.3Vの3電源が
必要になる。
②①の-0.3V電源が微妙なので、-6Vにしてみた。1/2にした後、
1/11にしてある。+12V、+6V、-6Vとやっぱり3電源必要だ。
-0.3Vを作るよりマシそうだとしか言えない。
③入力のコンデンサは付けないとダメだが、入力にバイアス電圧を
かけて+12V、+6Vの2電源にした。DCアンプには出来ない。
シミュレーションしてみたが、どうも思った通り動くか自信が無い。
だから作る気が無い。
回路は参考まで。
2020/10/19 補足 記憶で帰還を20倍程度にしましたが、30倍程度
必要だったみたいです。
昨日の日記の内容をLTspiceでシミュレーションしてみたけど、
電圧シフトがきつくて結局は無理そうだ。
オペアンプ構造としてどうかと思うが、そんな物なんだろうと
思ってしまった。
電圧シフトをうまく解除できる方法があれば良いのだが・・・
昨晩、ふとLM380/384について勘違いしていた事に気が付いた。
この2つの記事の続き。
LM380とLM386について何となく考えていたんだが・・・
LM380とLM386について考えた事のその後
LM380/384は例えば「12V単電源で使い」、「入力は0V±信号V」、
「出力は電源電圧の約1/2で12Vの場合は約6Vを中心に出る」と言う
品物であるのだが、どうも勘違いをしていた。
オペアンプの仕組みを理解してよく考えてみれば判った事なのだが、
4年経ってやっと気が付いた。
入力が0V±信号Vだとすると、オペアンプが帰還を0V±信号Vにしようと
する話だったのだ。つまり+6V±信号Vの入力があれば、それに合わせて
オペアンプが+6V±信号Vにしようとするのは当然の話だったのだ。
そこで前に書いた2つの記事が出てくるのだが、LM380/384を普通に
両電源で使えばいいじゃんって話だ。
おそらくこんな感じだろう。まだ実験していないので保証しません。
BYPASSは10uFのタンタルコンデンサでも良いが、前の記事の通り
GNDに接続しても良いと思う。
今製作している品物が完成したら実験しようと思う。
2020/10/19 補足 うまく動作しません。
電子工作マガジン2020年秋号に載りました。
イラストが入らなかったので、読んで良く判らない
場合は仕組みのページをご覧下さい。
以下、参考用
全体画像
基板画像