2018年11月15日木曜日

LM7171+LME49600アンプの実験(失敗)

オペアンプにバッファを付けてスピーカを鳴らす手法がある。
前々から知ってはいたが、特に何も考えてなかった。

ふとLM7171にバッファを付ければ高スルーレートのアンプが
作れるんじゃないかと思った。バッファはディスクリートで
組んでも良いのだが、LME49600やBUF634と言う品物がある
ので使えないか考えた。このICは250mAまで出力できるので、
8Ωスピーカなら±2Vになり、5VでLM386アンプで鳴す程度の
大きさの音は鳴るのではないかと予想した。

LM384アンプの中身をバラして空いた箱を使って作って見た。

考えた回路はこんな感じ。

結果:駄目だった。

問題点は発振するとかは別にして、強烈な直流漏れが発生した。
素人なので良く判らないが何とか検討してみた。

どうも+に入力する信号のパワー不足の様だった。

前段にオペアンプでバッファを入れたら改善した。

しかし、バッファを入れるならLM7171を外せば良い話だ。
この構成ならOPA2604でもRC4558Dでも動作する。

でも高スルーレートで無くなるので、元の考えから外れる。

まあ、失敗の駄作と言う事で・・・。

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