2021年7月10日土曜日

またまたLM380/384 その後

先日書いたLM380/340の回路を組んでみた。

結論から言うと鳴ります。但し、よく考えたら作る前に判って
いたのだが、比較するLM380系のアンプが無いので音質は判り
ません。まあ理論通り動いたのでとりあえず満足だ。

 

回路は動作させながら修正した。


入力の逆側はGNDに接続しなくても動作するが、発熱している
気がするので念の為接続する事にした。1段目はスピーカが無い
のでzobelフィルタを省略していたが、発熱の原因になっては
困るので追加接続した。

前段のLM384の入力間にコンデンサを入れた方が良いのかもしれ
ない。

連続で試験していないので発振してて発熱が大きいかもしれない。
普段から別のアンプを使っているし、理論通りに音が出ただけで
満足しているのでこれ以上は試験しません。

ここからは考察事項

 

前に書いたが、BYPASSは内部の基準電圧になっていると思う。
基準電圧と言う事は片CHに複数のLM380/384を使用する場合、
これらのBYPASSを接続すると特性が良くなる気がする。

特にBTLの場合、BYPASSが逆方向に電圧が変化するから接続
すると相殺されてBYPASSが安定する気がする(赤線)。

そして2段にしたLM380/384は前後段共に同一動作になるはず
なので、こちらも接続したら特性が良くなる気がする(青線)。

左右のCHはBYPASSを接続しない方が良いだろう。

※注意:シミュレーションしていません。

別件だが青線は接続しないなら、前後段のLM380/384を別電源
にする手もあると思う。

今回はこれで終わりだが、名前が必要かもしれないので命名して
おく。「2段式LM384非革命非革命BTLアンプ」としよう。

要らないのでオークションで処分するでしょう。

2021年7月8日木曜日

鉄道模型用 ICコントローラーの検討 その9

前回の基板はアンプICの千鳥が逆で失敗だったので今回作り直した。

ICはTDA2030だったが、ついでにLM1875を購入してみた。

今回は千鳥も正しく、ちゃんと基板に挿入できた。

動作確認する為にオーディアアンプの回路にして、スピーカーが
鳴る事は確認した。

DACが終わったら続きをやろうと思う。