2022年9月25日日曜日

効果があるか判らないが前々から気になっている箇所 LM380/384

前々から気になっていた事がある。BYPASSの10uFと
出力の直流CUTの470uFだ。よく見かける回路はどれも
普通にGNDに接続されている。

特にBYPASSは以前書いた通り中間電圧の安定化の為に
付いている気がする。正負電源で考えるとコンデンサは
片側接続ではなく両側接続だと思う。

だからLtspiceでシミュレーションしてみた。

Ltspiceでは5uFと235uFでシミュレーションしたが、現物は
E3系列で4.7uFと220uFになるのでこちらの数値で回路図を
書いた。

シミュレーションしたら上記回路で5uFと235uFにすると
片側接続の10uFと470uFと波形が重なった。各々の接続に
付けられている総容量が同じなら同じ結果になりそうだ。

違う部分は12Vの電流量の差だった。正弦波で調べが、今回の
回路ににすると最大電流と最小電流の差が半分くらいになる様だ。
シミュレーションでは電源は無限大だが、実際の電源は有限で
スピーカーの様な低抵抗に接続すると電圧降下するだろう。

電圧降下すれば音が悪くなる可能性があるので、実際に聞いて
みないと判らないが普通の回路と今回の回路では音質差が出る
可能性がある。但し、今回の回路の方が音が悪くなる可能性も
ある。

色々検討しているのが貯まってきているので、そのうち何個かは
実際に試験したいとは思っている。

2022年9月15日木曜日

何か思いついたので記録 LM380/384

もうネタも出ないと思っていたのだが、急に思いついたので
記録として書いておく。(注意:テストしていません。)

結局のところ信号入力がGNDより低い電圧になっても動作する
のに対して出力がGNDより低い電圧にならないので、帰還する
場合コンデンサを入れる必要がある。

以前ブログで書いた検討は電圧を微妙に調整したり、バイアス
電圧をかけたりして回避する方法を考えた。

今回はLM380/384はGNDが2個あるが、この電圧を変えたら
どうかと考えた。GND1にショットキーバリアダイオードを
挿入して約0.3Vくらい高くする事だ。これにより入力電圧は
上がり、帰還電圧の振りと調整すればコンデンサレスで非革命
アンプが作れるのでは無いかと言う話だ。細かい計算はして
いないが、帰還の分圧抵抗の関係で恐らくLM380/384は20V
程度で動作させる必要があると思う。

素人アイデアで実際に動作するかは判らないが、書いておけば
そのうち誰か検討してくれる事を期待しよう。

2022年9月13日火曜日

小ネタ LM4871アンプ

製作したDACの試験をしようとすると適当な機器が無いので
いつもヘッドフォンアンプを出してくる。

ちょっと試験するのに適当な軽いアンプとスピーカーがあれば
だと思い市販のPAM8403を参考に手持ち部品の消化も兼ねて
アンプを作った。

先に書いておくが、手持ち部品があったから作ったが当然ながら
市販のPAM8403を買う方が安く済むだろう。

手持ちにNJM2113のSOPがあったと思ったのだが、個数が足りず
Aliexpressで買ったLM4871を使用した。偽物なら中身は8002A
だろう。(8002Aも結構持っているのだが。)

大きさはPAM8403より一回りくらい大きくなった。適当に作った
ので、入力と出力が左右逆になった。市販のPAM8403も逆だから
気にしないでおこう。

不良在庫のスイッチ付きボリュームが消費できて良かったが、どう
見てもボリュームの代金で市販のPAM8403が買えるだろう。

この品物の利点は無い、但しNJM2113で作れば12Vで使える。私と
しては12Vの方が便利だ。そのうちNJM2113に交換しよう。

2022年9月6日火曜日

2022夏 基板作成

基板屋がセールしていたので4種類作った。もう1種類作ろうと
思っていたが、セールがいつ終わるか判らなかったので諦めた。

全部で13.3ドルくらいだったので、そうとう安かった。

涼しくなってきたので、少しずつ作る予定だ。