前々から実験している高スルーレートのアンプの続き。
前の内容
①LM7171+LME49600アンプの実験(失敗)
②OPA2604+LME49600アンプの実験
③THS4631+LME49600アンプの実験(失敗)
前回、THS4631+LME49600で実験した時は発振したので、
ちゃんと基板を作ってみた。
LME49600でも良かったのだが、BUF634が手に入ったので
今回の組み合わせとなった。
発振でスピーカが破損しない様にBUF634だけ±2.5Vにしようと
思って分離電源で基板を作ったが、旨くいかなかった。仕方が
無いので、基板上の短絡パターンを使って±12Vで起動した。
念の為にバッファアンプを付けれる様にしたが、今回は使用しな
かった。
回路はこんな感じ。
前回と同様、DSO150を使って発振していないか確認した。
電圧アンプは問題無いが、電流アンプは経路が長い為か20mVp-p
くらいのノイズが入る。ノイズは耳で聞こえない程度にだったので
とりあえず問題無しとした。
結果は細かい音までかなり聞こえる感じなのだが、音に華やかさ
が無い。何と言うか、声の低い周波数成分帯が多く出てる感じだ。
声の高い周波数成分が出てない感じなので澄んだ声じゃない感じ。
高スルーレートになれば原音忠実になるんじゃなかったいの???
と言う感じだ。
オペアンプのスルーレートが1000V/usでバッファが2000V/us
だから、たぶん500V/usは超えているとは思うのだが・・・。
まあ、当分はこの組み合わせで聞いてみよう。
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