2018年4月4日水曜日

パワーアンプIC考察 (8002a、NJM2113) その1

下の回路は1つ前の日記にUPしたものだが、少し気づいた事がある。

以前、この回路図を考える前にLTspiceで検証していたし、
アップ後にダイソーの300円スピーカーのアンプ基板は
いまいちなので基板を作ろうか少し考えていた時に気が付いた。

このICは電源は+5V用となっているのだが、±2.5Vで使える
のではないかと。

それで考えたのが下の回路図で、電圧帰還アンプ+電流帰還アンプ
補完再生システム用だ。

電源はLM317/337で2.5Vに落として作るという8002aには
勿体ない構成になっている。

このICはユニティゲインだから帰還は自由に設定できる。
電流側の帰還抵抗の都合上1/9で帰還させようと考えた。

入力カップリングコンデンサーは書いているが付けない予定。

こんな感じで考えていたが、他にも使えそうなパワーアンプICが
無いか検討したところ、NJM2113がピン互換で使えそうだ。

8002aもNJM2113も出力が小さいし、この使い方だと出力電力は
1/4になるだろうから良くは無い回路だが、簡単に正負電源の
アンプを作れる所だけは便利そうだ。
(追記:正負電源でヒートシンク無しで使えるICという意味)

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