【実験】LM380/386出力カップリングコンデンサ不要化考察

【要約】
以前にNJM2113を正負電源で使うアンプを考えたが、LM380の
内部回路を検討していたら、LM380/LM386を2電源で使う方法を
思いついた。LM386で試したが音が気に入らなかった。LM380で
作れば良い音で鳴る可能性もあるが、やる気が起こらなかった。

【LM386 2段電源アンプ】

LM380/LM386は出力が電源電圧の1/2になる。内部回路を検討して
いたところ、BYPASSピンが1/2電圧になるんじゃないかと思った。
BYPASSピンを強制的に1/2電圧にすれば出力コンデンサを無くす
事が出来ると思いやってみた。

【参考回路図】

LM386での回路図だ。0.05uFが無いのでとりあえず104で作った。
手持ち在庫の関係で、片方がNJM386Dでもう片方がNJM386BDだ。
Zobelフィルタの数値を変更して電圧を上げればLM380でも試せる
だろう。 鳴らしてみたところ音が悪い。つまり、普段使っている
NJM2113の方が音が良い。

LM380/384/386の場合、帰還させようとすると必ずコンデンサか
差動増幅するアンプが必要になるのでやる気が無くなった。

音の悪い原因は回路や別の要素が原因の可能性もあるし、LM380で
試せば良くなる可能性もあるが、確認する気が起こらないので
やってません。

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