2021年1月29日金曜日

SANYO LC7881 DAC その2(検討編)

作れるかどうか検討する為にVHDLを書いてみて、エラーが
出ないか試しながら検討した。

基本方針としてLRCKを加工するとジッタが発生して音が
悪くなりそうな気がするので、できればLRCKはそのまま
使うと事にする。

入力バッファを出力バッファにコピーしてシフトして出力を
考えたが、バッファの入力が2つになるのでVHDLを良く
検討する必要があり別の方法が無いか考えた。

①バッファを48ビット用意し、PD0052から信号の出ている
 赤の期間だけデータを16bitシフトしながら読み込む。

②データを読み込んだら、データ読み書きを行わない緑の
 期間に384fsで素早く48bitを16bitシフトする。

③データ出力は信号を出力する青の期間だけ16bitシフト
 しながら出力する。

これでバッファ内は全て隣からのシフトになり、タイミングも
干渉しないはずだが、この内容をうまくVHDLに出来るかが
問題だ。

2021年1月27日水曜日

鉄道模型用 ICコントローラーの検討 その5

気を取り直してKiCADでデータを作り直した。

ついでに穴がずれる事を考慮してパッドを大きくした。

FlatCAMで変換してCNC3018で切削。

速度を落としたのでパターン1時間、穴あけ1時間も掛かった。

0.5mmのエンドミルをパターンで1本、穴あけで1本折って
しまった。0.5mmのエンドミルを使う事自体が問題なのかも
しれない。穴あけの途中で0.5mmのエンドミルで開けた穴が
昨日と同様に小さいので途中から0.6mmに交換した。それでも
CADで指定したサイズより小さい。

ドリルかテーブルか判らないけど遊びがあって、それが原因で
パターンの削る幅やドリル穴径が狂う様だ。例えば穴の場合は
CADかFlatCAMで0.2mmくらい大きくなる様にすると良いかも
しれない。

そもそもの話だが、パターンと穴あけを同じエンドミルですると
交換せずに全部できると思っていたのに、途中で折れたら何を
しているのか判らない。それなら、最初からパターンは尖刀を
使っても良いのかもしれない。同じエンドミルでするなら、もう
少し太いエンドミルを使わないと駄目だろう。そうなると配線
パターンが厳くなるので、ICとか使わない基板だけになって
しまうが・・・。

とりあえず切削が終わったので、穴が小さくて部品が入らない
場所だけピンバイスで穴を広げて使う事にしよう。

2021年1月26日火曜日

鉄道模型用 ICコントローラーの検討 その4

久しぶりにCNCを出してきて切削してみた。

刃は0.5mmで、パターンと穴を同じ刃で行った。

途中で刃が折れた。交換時に原点に戻すのに失敗して0.3mm
程度ずれた。画面では上下方向。穴開け中にも1本折れた。
左上のヒートシンク用穴。

切削後、穴が小さいと思い部品を入れようとしたら入らない。
切削速度が速すぎてドリルが斜めになってしまっている様だ。

結局のところ刃が折れると言う事は切削速度が速すぎるの
だろうが、この状態でも1時間くらいかかっているので
時間かけて切削するなら基板は海外発注した方が良いと思う。

仕方が無いので穴を広げて使おうと思ったらTDA2030Lの
足パターンの千鳥が逆だった。パターン作成から全部やり
直しだ。

2021年1月25日月曜日

SANYO LC7881 DAC その1(検討編)

その昔、CH5000Rと言う5連装のCDプレイヤーがあった。
この機種は魅力的な音が鳴るとの評判だったので。当時、
私と友達と1台ずつ買った。友達のが壊れて私のと交換
したが、使用頻度が少なかったので数年後帰ってきた。

友達のはダメっぽかったので分解してLC7881だけ残した。
私のはベルトが伸びているだけっぽかったのでヤフオクで
修理できる人に売った。今考えたら、友達のもベルトが
問題だっただけかもしれないが、もうLC7881だけしか
残っていないので仕方がない。

このLC7881でDACが作れないか考えてみた。googleで
検索もしてみたが、どうもはっきりしない。

データシートで調べるとこのチップはデジタルフィルタ無し
16bitなのは問題無いんだが、内部でPWMを使う都合上で
入力信号のBCLKが48fsである必要がある様だ。

簡単に書くと、LRCKの1/48がBCLKと言う事だ。一方、
PD0052やI2SはLRCKの1/64がBCLKだ。

通常のチップはPWMとか無いので48fsでも64fsでも動くの
だが、この制限のせいで製作情報が無いのだろう。

どうにかできないかと考えたところ、PD0052は384fsが
出ている。この384fsを1/8にすれば48fsになる。つまり、
CPLDを使ってPD0052の64fsデータを48fsデータに変換
出来ない事は無いと言う事だ。

XC2C64Aに入れば良いのだが・・・

USBから使おうと思ったらSPDIFにしてPD0052通す必要
あるし・・・

気が向いたら続きます。

2021年1月1日金曜日

Pioneer MOSFET PAL007Aアンプ

以前、破棄のカーステに使われていたPioneer PAL007Aが
MOSFETの文字が気になったので取り外して残してあった。

調べるとTDA7388の基板が使えそうなので注文した。
中身はTDA7560の様な事を書いているページもある。

12VのACアダプタで動かすので、電解コンデンサは16Vにした。
他の部品はほとんど手持ち在庫。

基板を組み立て、適当に余った電線でコネクタを取り付けた。

ヒートシンクはとりあえずビニタイで止めた。

ジャンパーピンの設定が判らなかったが、両方短絡でOKの様だ。

まあ、普通に鳴りました。

箱に入れて使うか、そのままヤフオクへ出すか考え中。