2021年5月11日火曜日

SANYO LC7881 DAC その11(ロジック編・試運転)

ブレッドボードに回路を組んでロジックアナライザで動作
確認した。想定に近い動作をしたが、フリップフロップが
1段足りなかった。ロジックアナライザはなかなか良い
仕事をした。

回路修正とPICのプログラム修正をし、ロジックアナライザ
で動作確認してLC7881接続しても問題無さそうなので接続
してみた。

ロジックICがたった3個なのに配線が多すぎなので、とても
じゃないがMCKの周波数に耐えれないと思ったが意外と問題
無く動作した。

PICのプログラム修正不足でノイズが混じった音が出たが、
それも修正してノイズの無い音が鳴った。

今回の回路はこの様な感じだ。クロックのタイミングを調整し、
少ないICで鳴る様にしてみた。74HC00・74・161の3個で
動作する。LC7881の回路はデーターシート通り。

但し動作はしているが最後のDFFが非同期で動作しているので、
DFFからJKFFに交換する必要がある(手持ち部品が無かった)。
ICが数個だからCPLDを使う程でも無いと思ったが、不足部品を
通販で買う事を考えたらCPLDでやれば良かった気もする。

動作原理を簡単に書くと、PICプログラムは元々のAK4645Aの
クロックを外部から入力するモードと同じにして、クロックを
一部カットしている。

PICから見れば外部入力のBCK・LRCKはMCKと非同期で動作して
いるので、LC7881側が欲しいタイミングでクロックを入れれば
良いだけの話だ。

PICプログラムの修正点はMCKを48fsにし、DATAフォーマットを
右詰めか左詰めにすれば良い(元々のプログラムはI2S)。

間違って無いとは思うが、間違っていたらPICプログラム修正で
対応できるとは思う(LRの上下が逆とか)。

JKFFを注文して、動作確認が問題無ければ基板を焼けばハードは
終わりだ。PICのプログラムで修正したい部分があるにはあるが、
実際にやるかは決めてない。

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