電圧帰還アンプ+電流帰還アンプ 補完再生システム LM384差動LM7171帰還アンプ

【要約】
LM380の帰還に差動増幅アンプを使用するとコンデンサレスが
可能だ。これを利用して電圧アンプと電流アンプを作った。
音は良いと思う。しかし、差動増幅アンプを使うと正負電源が
必要になるのが難点だ。後日LM384に交換した。この品物を
実際に作るには回路が複雑な為、基板を作らないと駄目だろう。

【内部画像】

アンプを何個か作ったが一番音が良い気がする。

【参考回路図】

このアンプの特徴は帰還コンデンサを排除する為に別途で差動
増幅回路のオペアンプを追加したところだ。差動増幅回路で
安定した帰還ができるので、マイナス側のLM380出力は多少
ふらついても動作する。最初はLM380だったがLM384に交換
した。帰還オペアンプは手持ちの品物を試したが遅すぎて音が
悪かったので、高速のLM7171を購入した。LM384の電源は
オペアンプの電源と共通であったが、電源のパワー不足感と
オペアンプの電源がふらついて差動増幅に影響を与えると考え
電源分離にした。カップリングコンデンサはどうせ出力側に
ついているだろうと思い省略している。必要ならピンジャック
入力の前に入れている。

LM384電源をACアダプタ(スイッチング)にして試験したが、
ちゃんとした電源にしようと検討中(分解放置中)。

2018/10/29補足:パワー不足感は電源でなくボリュームで
入力を分圧している事が原因の様である。ボリュームを外し、
プリアンプを接続すると改善した。電源分離はやめた。

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