2019年1月10日木曜日

CNC3018 MDF&基板切削 その1

先に書いておくと、CNCで基板を切削出来るかもしれないが、
生基板はそこまで安くなく切削用のエンドミルも消耗品だ。

基板CADでガーバーデータを作り、海外の基板製作会社に
注文した方が細かく綺麗に作れお得でCNCで作るメリットは
低いだろう。

前回CNC製作&試運転を行い、とりあえず基板を切削しようと思い
5x7cmの生基板(両面・片面)各5枚とエンドミルと10本
セットを注文し、一番遅かったエンドミルが正月に届いた。

基板はどう見ても外注の方がお得なので、実験の為に一番小さい
基板を注文した。

エンドミルは何mmのが必要か判らなかったので、セット品を
注文した。よく考えると、0.8、1.0、2.0、3.175mmの4本
あれば試験できそうな気がしてきた。

基板を削るにあたり、基板と同サイズのMDF板が必要と思い、
MDFを削る事にした。上記の考えの通り、該当する4本以外は
必要無くなりそうだから、折れても困らないので1.8mmで削る
事にした。

画面右側のMDFに穴が開いているのは切削に失敗したからだ。
切削速度がよく判らないのと、Z軸が不調だったので失敗した。

Z軸は元々組み立て済であるが、切削中にイモネジが外れた。
自分で組み立てたのなら仕方がないが、組み立て済だったので
腹が立つ。Z軸を取り外すと調整をやり直さないとダメなので、
本体に付けたまま手直しした。

切削速度25で削った。最後の方が少し焦げているので50でも
良かったのかもしれない。

生基板とエンドミルが届くまで暇だったので、KiCAD+FratCAMで
Gコードを作成できる様に勉強済だ。

実際に基板を削ってみたところ、思ったより切削幅が太かった。
画像の横方向の切削幅が実測で0.8mm程度ある。縦方向は若干
狭い様だ。最初に付いてきた尖刀で切削したが、溝に合わせて
みると尖刀が0.4mmくらいの幅なので0.4mmくらいぶれている
と言う事だろう。縦方向は狭いので楕円にぶれているのだろうか?

もっと細いエンドミルを買えば良いのだろうが、そこまで本気で
切削している訳では無いので基板データの方を修正しようと思う。

本日はここまで。

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