先日書いたLM380/340の回路を組んでみた。
結論から言うと鳴ります。但し、よく考えたら作る前に判って
いたのだが、比較するLM380系のアンプが無いので音質は判り
ません。まあ理論通り動いたのでとりあえず満足だ。
回路は動作させながら修正した。
入力の逆側はGNDに接続しなくても動作するが、発熱している
気がするので念の為接続する事にした。1段目はスピーカが無い
のでzobelフィルタを省略していたが、発熱の原因になっては
困るので追加接続した。
前段のLM384の入力間にコンデンサを入れた方が良いのかもしれ
ない。
連続で試験していないので発振してて発熱が大きいかもしれない。
普段から別のアンプを使っているし、理論通りに音が出ただけで
満足しているのでこれ以上は試験しません。
前に書いたが、BYPASSは内部の基準電圧になっていると思う。
基準電圧と言う事は片CHに複数のLM380/384を使用する場合、
これらのBYPASSを接続すると特性が良くなる気がする。
特にBTLの場合、BYPASSが逆方向に電圧が変化するから接続
すると相殺されてBYPASSが安定する気がする(赤線)。
そして2段にしたLM380/384は前後段共に同一動作になるはず
なので、こちらも接続したら特性が良くなる気がする(青線)。
左右のCHはBYPASSを接続しない方が良いだろう。
※注意:シミュレーションしていません。
別件だが青線は接続しないなら、前後段のLM380/384を別電源
にする手もあると思う。
今回はこれで終わりだが、名前が必要かもしれないので命名して
おく。「2段式LM384非革命非革命BTLアンプ」としよう。
要らないのでオークションで処分するでしょう。