2020年7月23日木曜日

ディスクリートオペアンプ その1

昨年作ったプリアンプ実験の続き
プリアンプ実験 その1
プリアンプ実験 その2

その1で作った基板の小さい基板を組み立てた。

LPFとIVは昔作ったDACのIV変換用に、昔のラジオ技術に
載っていた回路からLPFとオペアンプ相当部分を分離して
1回路オペアンプの差し替え出来る様にしたもの。

Lはネット上にあるLで始まるディスクリートオペアンプ。

Kはネット上にあるKで始まるディスクリートオペアンプ。



Kは組み立ててすぐ鳴ったけど、IVとLはダメだった。

IVは雑誌の配線パターンを基板CAD上に再現したのだが、
これが失敗だった。雑誌は片面エッチング基板を想定して
いたのか、半田面から見たパターンだった。それをCADで
両面基板にしたので全部逆向きだった。上記の画像から
トランジスタとFETを全部逆向きに取り付けなおしたorz。
あと、オペアンプ入力のIN+とIN-の配線も逆だった。
適当な部分で配線をクロスして対応した。もう1回基板を
作り直すか悩みどころである。

Lも鳴らなかったので調べたら、これもオペアンプ入力の
IN+とIN-の配線も逆だった。1枚を逆にしたら鳴ったので
同じ様に2枚目を作ったら出力段のトランジスタと抵抗が
焦げた。久しぶりに体に悪そうな匂いを嗅いだ。出力段の
トランジスタの半田がブリッジしてた。基板面積縮小の
為に、トランジスタの足の穴間隔を狭くしたのが失敗
だった。次回があるなら、出力段は足間隔を広めにしよう。

Kは問題無く鳴ったんだが、出力段のトランジスタが熱く
なる。電流が多いのかもしれない。トランジスタを緑で
無く黄にしたら減る気もする。友達に聞くかLTSpiceで
シミュレーションしてみたい。

テストは下記の様に以前のその2で作ったディスクリート
オペアンプが載せれる様に作った実験用アンプを使った。

まあこっちも色々検討した結果、電源とアンプ基板を
作り直そうかと検討中。

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