2020年2月3日月曜日

THS4631+BUF634アンプの実験 その2(その後)

 前々から実験している高スルーレートのアンプのその後。

LM7171+LME49600アンプの実験(失敗)
OPA2604+LME49600アンプの実験
THS4631+LME49600アンプの実験(失敗)
THS4631+BUF634アンプの実験 その1(微妙)

経緯は上記の通りTHS4631+BUF634が微妙だったので、
②の続きでOPA827+LME49600を作っていた。しかし、

この間ずっとTHS4631+BUF634の音が惜しい気がしてた。

OPA827とTHS4631とのアンプの違いはスルーレート差と考えると、高スルーレートでスピーカーが追い付いていないと
思い込んでいた。しかしながら、よく考えるとスピーカーの
周波数特性表を見ると高音でも再生出来るはずだと気づき、
原因は別の部分の可能性に気付いた。

問題がある部分を考えると、理論上高スルーレートなので
忠実に追従するはずだが、スピーカーへの大電流や逆起電力で
電源がふらつく可能性は全く無いとは言えないと考えた。

元々BUF634は±2.5Vで起動しようと思ってオペアンプとは
別電源にするつもりのパターンだったので、THS4631を±5V、
BUF634を±12Vに変更して実験してみた。

結果はもの凄く改善した。

現在はTHS4631、BUF634共に別の±12V電源で実験中。
BUF側634の側の±12Vを改良するか検討中。