2018年11月26日月曜日

多回転ボリューム WXD3-13-2W 47kΩ パッシブプリアンプ?

5chでボリュームをスライダックにする話があった。
アンプの出力にスライダックを付けて音量を変える
つもりだったのかもしれないが、前後の書き込みから
普通に入力ボリュームと判断して該当しそうな品物を
探した。

スライダックと言うと何となく開放型の高WまでOKな
低オームを想像していたが、それっぽいのが見つかった。

WXD3-13-2W 47kΩ、10回移転ボリューム。
とりあえず4個買ってみた。

中身はググれば判るけど、線がぐるぐる巻いてある。

テスターで測定したら46.5~47.8kΩくらいだった。
近い値の組み合わせでLRを2組にして箱に入れた。
(※電圧アンプと電流アンプ用2組、仕組みのページ参照。)
パッシブプリアンプと言う事で・・・

こう言うのを作るのにRCAが6個ずつ必要になるって・・・

ボリュームがBカーブなのは仕方がないのだが、10回転する
ボリュームで1回転も回さないのですが・・・

音は良く判らなかった。と言うより、アンプやその内部の
オペアンプの音質差の方が大きい気がした。

まあ、今回も駄作と言う事で・・・

参考に、普段使っているボリューム(パッシブプリアンプ)

単にアンプを作ると毎回ボリュームの接続が面倒なので、
外付けにしただけ。

2018年11月22日木曜日

OPA2604+LME49600アンプの実験

LM7171+LME49600の問題点は改善できるか判らないので、
とりあえずLM49600が安定動作するか確認の為にOPA2604に
変更して暫く使ってみる事にした。

画面上が電圧アンプ、下が電流アンプ。右下のボリュームは
使ってなく、別途ボリュームを使用。スピーカーコネクタは
Speakon、電源は±12Vを供給。

使い方は仕組みのページ参照。

回路はこんな感じ、50kボリュームは回路図にあるが外付け。
OPA2604の後ろの100kは他の実験で使用した抵抗を外すのが
面倒だったのでそのまま。

LME49600で8Ωのスピーカーを駆動するなら±2V程度が限度
なので、本当はLME49600の電源は±12Vでなく別途低電圧の
電源を用意した方が良いのだが・・・

Fe83-sol 4個を普通に鳴らしてて問題無さそうなので、当分
使って試験する事にした。

音は普通に鳴ります。細かい所まで鳴って良いのだが、音が少し
おかしい気もするのでなかなか難しい。

2018年11月15日木曜日

LM7171+LME49600アンプの実験(失敗)

オペアンプにバッファを付けてスピーカを鳴らす手法がある。
前々から知ってはいたが、特に何も考えてなかった。

ふとLM7171にバッファを付ければ高スルーレートのアンプが
作れるんじゃないかと思った。バッファはディスクリートで
組んでも良いのだが、LME49600やBUF634と言う品物がある
ので使えないか考えた。このICは250mAまで出力できるので、
8Ωスピーカなら±2Vになり、5VでLM386アンプで鳴す程度の
大きさの音は鳴るのではないかと予想した。

LM384アンプの中身をバラして空いた箱を使って作って見た。

考えた回路はこんな感じ。

結果:駄目だった。

問題点は発振するとかは別にして、強烈な直流漏れが発生した。
素人なので良く判らないが何とか検討してみた。

どうも+に入力する信号のパワー不足の様だった。

前段にオペアンプでバッファを入れたら改善した。

しかし、バッファを入れるならLM7171を外せば良い話だ。
この構成ならOPA2604でもRC4558Dでも動作する。

でも高スルーレートで無くなるので、元の考えから外れる。

まあ、失敗の駄作と言う事で・・・。

2018年11月13日火曜日

LM384アンプへの入力ボリュームを小さくしてみた。

1つ前の日記の通り、DACの出力の範囲内でボリュームを
交換してみた。

使っているUSB DACはPCM5102Aなので、1kΩまでOKだ。
出力を電圧と電流アンプに供給するので、並列接続で1kΩ
なので2kΩを2個買った。(1つ前の日記は間違えていた。)

結果は概ね予想通り低音が改善したのだが、今度は高音側が
今一つの気がする。理由はDACのパワー不足の気がする。
素子の限界まで負荷をかけているのもあるが、安物のDAC
なので、DAC基板上のコンデンサ容量不足も考えられる。

パソコンと光絶縁し、別途電源を準備する事も考えているが、
パワーアンプ→プリアンプ→DACと検討する計画なので
どうするか悩んでいる。

2kΩのボリュームもBカーブなので、そのままでは使い辛い
ので、もう少し大きいボリュームで試すかどうか検討中。

2018年11月7日水曜日

AD633アナログ乗算器プリアンプ その6

昨晩、ふとOPA2604を外したらどうなるのか?
と思って外してみた。

普通に鳴ったorz。

問題の原因が判明しそうだ。

LM384の入力が分圧なら駄目なら、現在のAD633は
鳴らないはずだ。しかし実際は問題無い。

一方50kΩのボリュームはどうも低音が鳴らない。

アンプの帰還は抵抗を下げると音が正確になる。


つまりボリュームの50kΩが大きすぎると推測できる。

DACの出力は1kΩまでOKなので、1kΩのボリュームを
買って試そうと思う。

※2018/11/13 追記:電圧と電流アンプに供給するので
2kΩの間違いで、2個並列で1kΩのだった。

2018年11月6日火曜日

AD633アナログ乗算器プリアンプ その5

ふと入力を4.5倍にして、出力を1/18くらいにすれば
使い物になるか?と思って改造した。

前段にOPA2604を入れて4.5倍にしようと思ったが、
AD633のデーターシートを見たら出力回路に抵抗を入れる
方法が書いてあった。回路図の通りで4500/1000=4.5倍
になるだろう。出力は分圧なので200/4500=1/22.5に
なるだろう。ノイズが入ったAD633出力が内部回路に戻る
のでノイズが増えそうな気もする。

OPA2604側の分圧が無くなったので、試しにボリュームを
付けて音質の差を調べた。

AD633があると生々しい音だったのが、乾いた残念な音に
なってしまった。

ボリュームの問題もあるだろうが、意外と差が大きかった。

LM384アンプに接続しているが、OPA2604だけでも低音が
伸びている気がするので、LM384の入力に問題があるだろう。

他に交換できそうなオペアンプはTL072を持っているので
そちらも試そうと思う。