2018年3月30日金曜日

電圧帰還アンプ+電流帰還アンプ 補完再生システム おまけ

動作原理、アンプ、スピーカーについてUPしたが、
高価なシステムになるんじゃないの?との意見があるだろう。

原理の説明用としておまけを作ったのでUPする。

これはダイソーの300円スピーカーだ。これを改造した。

元々の回路はネットで検索すれば見つかるだろう。 

(2018/04/04回路図訂正)

回路図は電流帰還アンプで、電圧帰還アンプはほぼ元の回路。
8002aと言うアンプはアナログアンプで入力のアンプに対して
内部で反転するアンプが付いているが、これを無視する。

出力にスピーカーを付けて0.43Ω+470uFでGNDに接続し、
0.43Ωの前から帰還する。帰還量が減るので、元々付いている
22kΩと6.8kΩを逆にする。入力のカップリングコンデンサーを
交換したりすると良いらしい。

実際に作ってみるとパターンが剥がれたりして、チップ抵抗が
使用できなかったりしいたので22kΩや6.8kΩは普通の抵抗が
必要になるかもしれない。交換する抵抗は適当な値で良いだろう。

完成した音だが、電流帰還している様だが箱のせいか音が悪い。
スピーカーボックスを作り、アンプも基板起こしなおそうか検討中。

2018年3月29日木曜日

電圧帰還アンプ+電流帰還アンプ 補完再生システム その5

作成したアンプのページは終わったので今日はスピーカー編。
1.普段使っているスピーカー

パソコン用なので机やコタツに載せて使っている。
バスレフで容量確保のために横方向つまりモニタの裏側に
箱を伸ばしている。面倒なので箱に2つ穴を開けて取り
付けているが、中に仕切りを付けて区切った方が良かったと
後悔中。

以前はF77G98-6を使用していたが、どうも高音が伸びない
のでFe83-solに交換した。高価なのが難点。

2.実験用

箱とブルートゥースユニット付きで1個2000円ちょいの
品物をブルートゥースユニットを外しただけ。

友達がこのスピーカーを使って良い音を出していたので
どうかと思って作ったけどいまいちだった。

3.DVC実験用

ebayで買ったダブルボイスコイル(DVC)スピーカー

拡大するとこの様にコーンにボイスコイルが2個ついている。

どの様に使うかと言うと、回路の右側通りボイスコイルに対して
電圧帰還アンプと電流帰還アンプを接続する。

想定した動作は確認できたが、ユニットの特性かどうか
判らないがシングルボイスコイルのスピーカー2本ほど
はっきり効果は表れなかった。

2018年3月28日水曜日

電圧帰還アンプ+電流帰還アンプ 補完再生システム その4

回路図書くのが面倒だけど、折角2つ書いたんだから
やっぱり作る事にあいた。

LM384差動LM7171帰還アンプ

実は3個のアンプの中で一番音が良いんだよなあ・・・(謎)

(2018/04/17回路図訂正)
例によって入力コンデンサは省略。

入力に予定に無かった抵抗入れたけど、このパターンが無いの
とか、差動帰還の辺りの抵抗値をもっと考え直した方が良いん
だけど基板外すのが面倒だからそのまま使っている。

LM384とLM7171の電源を別にすれば良い様な気がしている
のと、差動アンプでなく計測アンプにすれば良かったかなと
考えている。

参考に回路図書くけど基板作らないとまず作れないん
じゃないだろうか?

2018年3月27日火曜日

電圧帰還アンプ+電流帰還アンプ 補完再生システム その3

LM3886アンプバージョン

両電源で簡単にコンデンサ不要で帰還できるので便利だと思う。

ebayで買った完成済LM3886アンプ基板を改造した。
LM3886は取り外して足の向きを変えてケースに放熱する様にした。

カップリングコンデンサはどうせ出力側についているだろうと
思い省略している。必要ならピンジャック入力の前に入れている。

電圧帰還アンプはデータシートを参考に不要な部品を取り外した。
音が甘い気がしたので帰還を1/13にした。
電流帰還アンプも高めの抵抗での帰還にしたので、6Ωは大丈夫だが
4Ωは厳しいかもしれない。

電源は当初LM317/337を使用していたが、どうせ最終段で大電流
となり効果があまり無いかもしれないと思いダイオードブリッジに
コンデンサを付けただけにした

LM3886の場合、電圧帰還は通常パッシブサーボなので入力
コンデンサは不要と思うのだが、完成基板には付いていた。

パッシブサーボの22uは外した方が音が良くなるかどうか、
気になるのでそのうち外してみようと思う。

2018年3月26日月曜日

電圧帰還アンプ+電流帰還アンプ 補完再生システム その2

さて、実際にどの様なアンプを使用しているのかと言うと、
現在3個のアンプを所有している。

(1)LM384差動LM7171帰還アンプ
(2)LM3886アンプ
(3)OPA2604トランスアンプ

最初はLM380非革命アンプとかLM380電流帰還アンプ
だったが、過去の書き込み通りLM380差動LM7171になり
LM384に換装している。

LM3886アンプは現在某紙の読者のコーナーに応募中だが
今月号に載らなかったので、明日にでもUPしたい。

OPA2604トランスアンプは以前に某紙の読者のコーナーに
載ったものだが、トランス2個のアンプとして応募したので、
トランスを追加&基板も焼いたのでだいぶん変わっている。

そもそもこのOPA2604アンプはトランスの実験をする為に
何か簡単にトランス出力になるアンプを作れないかと思って
考えたアンプだ。(このアンプでうまく実験は済みました。)

しかし、当時は知識が少なかったからこんなアンプを作ったが、
知識があればLM3886にトランスを付ければ良かっただけの
話だったのでした。

トランスが4個になり、電流帰還側はトランスの600Ωに対して
固定抵抗で電流を測定し帰還している。

回路図はこんな感じだ。(回路図は片チャンネルのみ)
パソコンに接続したのだが、オーディオ出力が低い様なので
元は1/21だったのを1/81電圧で帰還させる様に変更してある。
基本的に出力側にコンデンサは入っているので、アンプ側の
カップリングコンデンサは省略している。実際に必要な時は
INの前にコンデンサを付けている。

よく見たら、作った時にどうもLM317/337のコンデンサの
耐圧を間違えたみたいで、オペアンプ側の47uを移動した
らしいく現時点で付いていない。今度買って来ないと・・・

どうも最近のOPA2604はTIの都合で±20Vになっているらしい。
私のOPA2604はロゴも以前の物だし、ロットナンバーから
推測すると1995年製みたいなので±24Vでの使用は問題無い
だろうが、これを見て作ってみようと思う人はLM317/337の
電圧を±20Vになる様に修正しなければならないだろう。

2018年3月23日金曜日

電圧帰還アンプ+電流帰還アンプ 補完再生システム その1

ネタ投下!

電圧帰還アンプでスピーカーを鳴らすのと同時に電流帰還アンプで
スピーカーを鳴らすと、互いの音が補完し合います。(特許)

下の画像通りなのですが、スピーカーのインピーダンス特性から
スピーカーで消費される電力が電圧帰還アンプと電流帰還アンプでは
逆特性になり、それを同時に鳴らすと一直線の平坦にはなりませんが、
ある程度平坦化され特性が改善すると言う仕組みです。

例えば、LM380非革命アンプ推奨回路CとLM380電流帰還アンプを
同時に鳴らすと・・・

まあ、同じスピーカーが4個必要と言う難点もあるのですが・・・